ニックネームは最高のコミュニケーションツール

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Please call me Usupyon!!!

 
ごきげんいかがですか?
イメチェンしたいあなたを応援する
パーソナルスタイリスト ウスキ ヨシエです。
 
今さらですが、改めてわたしのことをみなさんに知ってほしくて
これから、少しずつお話ししていこうと思います。
今回はまず、わたしのニックネームについてお話しします。
このブログを読み終わるころには、
みなさんの中でわたしの存在がニックネームで思い浮かぶ存在になれたらいいなと思ってます。
 
わたしのニックネームは「うすぴょん」です。
私の周りの人、友人、知人、仕事仲間、お客様、先輩、上司、お世話になってる方・・・
みなさんわたしのことを「うすぴょん」と呼んでくれます。
それぞれの人たちは横の繋がりがない方ももちろん、いらっしゃいます。
でも、わたしは様々な方とのおつきあいの中で、常に「うすぴょん」と呼ばれているのです。
 

ニックネームは「うすぴょん」に決定

 
わたしが「うすぴょん」呼ばれるようになったのは
かれこれ20年以上もむかし。18歳の頃でした。
 
わたしは、高校卒業後進学をせずに、都内のホテルに就職しました。
同期が20名以上いましたが、高卒はわたしだけ。周りはホテルの専門学校卒業で年上ばかり。
ホテルで働いた経験なんて、もちろんありませんので、かなり圧倒されました。
 
新人研修を終えて、配属先されたのは「宴会部」。
同じ部署に配属されたのは5人くらいだったと思います。そこで、
同期同士、お互い仕事以外ではニックネームで呼び合おうということになったのです。
 
それぞれ
「けんちゃん」「りゅうじくん」「あやちゃん」「ひろこ」と決まっていくなか
わたしの番がきました。同期の中でリーダー格のひろこが思いついたように、
「ウスキでしょ・・・。じゃあさ、うすぴょんは?うすぴょんがいいよ!!」
と自信たっぷりに言いました。他の同期も楽しそうに賛成してます。
「?」
クールでカッコいいものが好きだったわたしは、正直
「うすぴょん?はぁ?なにそれ?」と思ってました。
ですが、その日を境にわたしは「うすぴょん」と呼ばれることになったのです。
 
同期がわたしを「うすぴょん」と呼ぶようになると、先輩や上司の耳にも入ります。
飲み会や仕事終わりに「うすぴょん」「うすぴょん」と同期が呼ぶので、
そのうち先輩や上司も「うすぴょん」とわたしを呼ぶようになりました。
最初は子ども扱いされてるみたいで、なんか好きじゃなかったのですが、色々な人から「うすぴょん」
と呼ばれるうちに自覚というのでしょうか?
「うすぴょん」と呼ばれることがだんだん好きになってきたのです。
 
学生時代は逆にニックネームがありませでした。
苗字をそのまま呼び捨てで「ウスキ」と男子からも女子からも呼ばれていました。
だから、この「うすぴょん」というニックネームはわたしが初めて授かったニックネームなのです。
 

東京から大阪へ~「うすぴょん」と呼んでね運動~

 
22歳の時に結婚をしました。
生まれ育った東京から相手の住む大阪へ嫁いできたのです。
結婚で他府県へ転居するというのは、とてつもなく孤独です。
仕事や学校など社会とのつながりがない状態で、よその土地に住むというのは、
自分のことを知ってる人が旦那さんやお義母さんや身内の人だけという現実。
そう、友だちがいないのです。
 
片手で足りるくらいの人しか大阪でわたしのことを知ってる人がいない・・・。
友だちと、ちょっとお茶するとか、待ち合わせて買い物に行くとか、
東京にいるころは当たり前だった「予定」というものがない日々・・・。
若かったのでなおさら、さびしかったです。
 
大阪へ来て、数か月してから友だちをみつける目的もあって
いくつかアルバイトを転々としました。
最終的に転居して半年ほど経ってから働き始めた職場が働きやすかったので
結果的に9年ほどこの会社で働いたのですが、ここでやっと、大阪での友だちができたのです。
自分と同世代の女の子とたまに仕事帰りにご飯を食べて帰ったり、休みの日に出掛けたり、
家事と仕事以外に「予定」ができました。これは本当にうれしかったです。
 
仲良くなった友だちには「うすぴょん」と呼んでほしいとわたしからアピールしてました。
それ以外でもメールアドレスにも「usupyon」なにかのメッセージの最後にも「from:うすぴょん」と
いたるところで「うすぴょん」であることをチラつかせていたので、東京にいたころと同様に、
「うすぴょん」のニックネームは会社内で広まりました。
 
それから、会社の事業縮小にともない転職を余儀なくされましたが、
その後に勤務した職場でも、仲良くなった人には「うすぴょんと呼んで」
とアピールすることは忘れませんでした。
 
思えば、職場やそれ以外の場所でも、わたしは常に「うすぴょんと呼んでください」
と知り合った方にアピールしていたと思います。
スマホが普及しLINEを使うようになるとユーザー名を「うすぴょん」と設定できるので
自分で努力しなくてもLINEで友だちになればわたしが「うすぴょん」
であることを知ってもらえるのはよかったですね。
 
年を重ねると年下の方とのつながりも増えてきます。
最初は子供っぽくて嫌だったこのニックネームですが、
今では、若い方や知り合って間もない方たちは
「うすぴょんさん」と呼んでくれるようになりました。
進化系で「ぴょんぴょんさん」「ぴょんちゃん」「ぴょんぴょんねえさん」
なんていうのもあります。
 
若いころ、大阪に来て、さびしくて、友だちが欲しくて、仲良くなりたくて、そんな思いから
「うすぴょんと呼んで」とアピールしたことで、居場所ができました。
特に意識をしたわけではなかったけど、ニックネームをアピールしたことが結果的に、
大阪での生活を楽しいものにしてくれたのだと思います。

 

人生のどん底から助けられた~「うすぴょん」広めてよかった~

 
結婚13年でわたしの結婚生活は終わりを迎えましたが、
このとき、大阪に来てから知り合った友だちがみんな助けてくれました。
 
22歳で大阪に来たときはひとりも友だちがいなかったわたしですが、
自分が人生で一番つらいときに、大阪に来てから知り合った友だちが
みんな手を差し伸べてくれたのです。結構急展開だったこともあり、
 
「泊るところがなければ家においでや」
「必要なものはある?」
「お金に困ってない?」
「いつでも連絡してな」
 
精神的にも金銭的にもかなり追いつめられて、
わたしの人生で一番のどん底だったので、
素直に友だちに甘えさせてもらいました。
泊めてもらったし、ごはんも食べさせてもらったし、
必要なものを買いそろえたりもしてくれました。
 
本当に感謝しかありません。
 
結婚は失敗してしまいましたが、でも、わたしが大阪に来なければ、
わたしの周りにいる素晴らしい人たちとは出会えなかったのです。
「無駄じゃなかった」と素直に思いました。
そう思うと、大阪に来るきかっけを作ってくれた、別れた元夫にも感謝できました。
 
わたしは、人から支えられて生きています。
大阪では本当に素晴らしい出会いがたくさんありました。
助けられて、励ましてもらって、一緒に楽しい時間も過ごして、
わたしができることであれば微力ながら力になって。
お互い、対等なおつきあいができる友人に恵まれ、
自分の弱い部分や矛盾している部分について正直に話せるメンターと呼べる方とも出会えました。
 
わたしが、東京に帰らずに大阪にいる理由は、ずばりそういうことなのです。
 
わたしに「うすぴょん」というニックネームがなくても、いい人間関係は築けたかもしれません。
でも、仲良くなるとっかかりとして、ニックネームがあったことはとても大きかったと思います。
 

ニックネームはお近づきにもってこいのツール

ニックネームは人と人との距離を近づける力があります。
初対面の方に自分のことを「こう呼んでほしい」と伝えることは、
相手の方の緊張を解くのにも役立ちますし、自分に興味を持ってもらうのにも役立ちます。
そして「あなたのニックネームを教えてください」と聞くこと。
これが重要なことだということを最近つくづく実感するのです。
 
もう、何年も続いている友だち。わたしのことはもちろん「うすぴょん」
と呼んでくれます。でも、わたしが友だちのことをニックネームで呼べていないのです。
完全にタイミングを逃してしまっているのですね。
 
独りよがりはいけません。
今さらですが、友だちのことをニックネームで呼べるように今度、聞いてみようと思います。
 
 
 
最後に、わたしに「うすぴょん」と命名したホテル時代の同期「ひろこ」について少しふれておきます。
彼女とは勤務しているときは、仲良くしていました。
仕事帰りにご飯を食べに行ったり、休みが合えばひろこの部屋に遊びに行ったり、
ひろこの彼氏とも仲が良かったので3人でも遊びましたね。
 
わたしが先にホテルを退職したのですが、大阪へ転居する前に
ひろこも含めて同期や近しい先輩数人で飲みに行ったのが最後で、それっきり会ってません。
彼女がわたしに「うすぴょん」と命名したことも、もしかしたら覚えてないかもしれません。
 
でも、ひろこが思いついたニックネームのおかげで、わたしはたくさん得しました。
ありがたいことです。感謝の気持ちを伝えるすべはもうありませんが、
ひろこがこのブログを読んでくれたらいいなと思ってます。
 
ひろこについては、もうひとつエピソードがあるので、いつか紹介できたらいいなと思ってます。
 
 
 
さて、自分のニックネームについてこんなに語ったのは初めてでしたが、いかがでしたでしょうか?
 
ぜひ、みなさんもわたしのことを気軽に「うすぴょん」と呼んでください。
そして、お会いできることがあった際には、あなたのニックネームをわたしに教えてください。
 
ニックネームで呼び合うことぜひ、実践してみてほしいと思います。
 
 
楽しく自由に自分を信じて☆
あなたの身近にパーソナルスタイリスを☆
 
 
 
 
撮影:福室ゆきこさん  Thank you

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